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バラはバラは・・・
京都でもパリでも何かきっかけがあるとフンフン歌っている。1人では歌わない、相方と歩いている時のみ。きちんと歌詞通りだったり、デタラメだったり。昨日はすれ違った男の子がコミック本の「Dr.スランプ(フランス語バージョン)」を読みながら歩いていたので♪きったぞーきったぞあーられっちゃん♪がヘビーローテーションだった。今日は朝からこの曲1本→♪くーさーむらぁにーなーもしーれずー♪
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ヴェルサイユ宮殿に行った。3回目か4回目になる。「ラ・セーヌの星」も「ベルサイユの薔薇」もかぶりつきで見ていた。サントラLPも買ってもらった、黒いチューリップがかっこ良かった。そう、そんなレベルである。特に歴史や建築・造園を研究しているわけでもないが幼少の脳みそに刷り込まれたアコガレなのだ。物心がついてからヴェルサイユ、マリー・アントワネット関係の本も読んでチマチマと知識が積もった。だから本殿はもちろん、トリアノンなんてワクワクである。途中ヘビーローテーションは♪あーいーそれはぁあ・ま・くー♪に代わる。広い、なんでお城ってこんなに広くする必要があるのか、と思わせるほど広い。園内を走るプチ・トランはあるし、車も自転車も貸し出ししているが『歩いて巡る』と決めた我々は歩いてしまった。だって、何時間か置きに噴水ショーがあったのだ、ゆっくり観たいもんね。
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お庭もヒジョーに綺麗に整備されていて、並木道もすがすがしい。枝葉の多い木たちは盆栽のごとくパシーンとカタチを揃えて刈られていて芸術的だった。噴水もいたるところにある、計算され尽くした配置なのだろうが同じものはなく、ルイ14世の黄金時代の力を見せ付けられる。お庭の向こうに見えるのは運河。なんで敷地に運河やねん、と毎回思うがそんな折、運河沿いを乗馬している2人の若者を発見。「あ、オスカルとアンドレや」とコテコテ京都弁で感動する。
噴水もさることながらプチトリアノンは可愛かった。ここは壁紙から家具・ソファに施されている刺繍まで、豪華さより可愛さの方が印象的。マリー・アントワネットのベッドなんて、赤と青の上品な小花の刺繍が施されていて、天蓋からソファまですべてその刺繍。女の子の憧れだわー・・・。建物自体も50坪くらいのもので正殿に比べたらとってもコンパクトに思える。これでも充分なのに、そりゃあんなに広いお城にずーっと居たらたまにはスグお風呂・トイレに行ける家に居たくもなるよなー。
10時半・15時45分・17時からの噴水ショー全てを観て、足がボーになって帰路についた。ここでヘビーローテーションは♪あーいがーくるしみぃならー・・・きみはぁひかりーぼくはぁか・げー♪に代わる。
パリ市内からの電車の往復チケット+ヴェルサイユ1日券のセットが販売されていて、お徳に行けた。これも前日にネットで検索していて見つけたもの。もっと事前準備は必要ですな。
by norinoren | 2005-08-15 00:00 | paris
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