8月9日はニース、10日はモナコと、プチバカンスです。
お金も時間も無いので、一泊二日の強行軍。 朝7時54分、パリのリヨン駅でサンドイッチとクロワッサンを買い、TGVへ乗り込みます。 13時49分ニース着予定の約6時間の旅です。行くぜ、南仏。 今回乗ったのは、流線型のTGV。 車窓からの景色は、駅を出て30分もすると、パリの賑やかさがウソのように牧歌的です。 広大に広がる畑、畑、畑、たまに牛、また畑、ポツリポツリと村、といった風景が延々3時間ぐらい続きます。流石、農作物自給率100%の国。最初はおお~素朴で良いぢゃないか、と思いますが、1時間も見ると飽きて寝ました。 それを過ぎると、いよいよプロバンス・マルセイユと南仏に突入。 景色はガラッと代わり、海が見えてきます。 おお、地中海って感じで、絵ハガキのような景色です。 そこからカンヌを通って、いよいよニース到着です。 列車は遅れて当然のこの国で、やはりというか、当然というか到着は約30分遅れ…。 しかし、アナウンスは「30分遅れます、すいません」が一度だけ。日本の新幹線では考えられん。 早速ホテルでチェックインを済ませ、街へと繰り出しましたが、暑い!暑い暑いあついっ!! 最高気温25、6度のパリから来たわたくし達には、日差しが痛いっ!! ところが、ニースもパリ同様湿度が低くく、カラっとしてて、暑いけど快適。 超超汗かきのボクでも、活動に支障はありません。 ニースでは、ビーチで泳ぐ気なんぞさらさら無く、観光というよりは、のんびりしようと思っていたので、海岸線をブラブラ、ブラブラと散歩しました。 ビーチは須磨海岸のような混み具合。 日本と違うのは、子供からお年寄りまで、みんながビーチで楽しんでいるところです。 若者はもちろんですが、よぼよぼのじーちゃんも黒ビキニの海パンで泳いでるし、 ばーちゃんは花柄ビキニで日光浴をしています。 幾つになっても老け込まないという気質を見習いたいと思いました。 とにかく、ニースは海がめちゃめちゃ青い。ホントにバスクリンが入ってるみたいに青い。 建物も薄い黄色やとピンクに塗ってあったり、海パン一枚のおやじや、水着に短パンなおねえさんが街中を闊歩していてリゾートムード満開です。 パリは今、夜の10時ぐらいまで平気で明るいのですが、ニースも夜の8時ぐらいでようやく夕方って感じです。 せっかくニースに来たので、ツナとアンチョビのニース風サラダを食わねばっ、ということでレストランが集まっている場所へ行きました。どこにしようか物色していると、ギャルソンが「コンニチハ」と日本語で話しかけてきたので、その店に思わず入ってしまいました…。 で、念願のニース風サラダに、サーモンのマリネ、鯛のグリルの3皿とワインを注文。 パリではアパートで自炊が多かったので、油断した…。 フランスは1皿がでかい!!サラダといっても、1皿食べると腹いっぱい。 マリネもメニューには前菜扱いですが、サーモンが10号のケーキ1台分くらいの高さに重なっています…。ボクら2人は日頃からそんなに食べる方では無いので、こちらのレストランの食事はきついです。 ま、それでも、気候も良いし、雰囲気もよいので、ガスガスと飲み、食いまくり、綺麗な景色と美味しい食事に満足してホテルへ帰り、明日のモナコに備えて早めに爆睡しました。
by norinoren
| 2005-08-09 00:00
| paris
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